いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記
『リーダー育成』
『リーダー育成』
【役職者に必要な要素とは?】
~安心感と信頼を与える“存在”であれ~
1. 結果だけではない「役職者の価値」
会社を支える役職者に求められるものは何でしょうか。
「結果を出せること」「指示を出せること」「リーダーシップがあること」
確かにどれも大切です。
しかし、suidobiのように“人間関係”を土台にした会社では、それ以上に大切なことがあります。
それは、
「その人がいることで、周囲が安心できるか」
「その人がいることで、職場の空気が良くなるか」
という、ごくシンプルだけど深い問いです。
2. 社内に悪影響を与えないという姿勢
役職者にまず求められるのは、
「空気を汚さない人であること」。
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機嫌で態度を変えない
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陰口や不満を外に出さない
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「自分の正しさ」で他人を押さえつけない
たった一言、たった一つの態度が、組織の雰囲気を大きく左右します。
リーダーは常に見られている存在。小さなことが大きな影響を生むということを忘れてはいけません。
3. 「相談できる関係性」を築けているか
部下が上司に相談しない理由は、たった二つです。
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「どうせ言っても意味がない」
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「何を言われるかわからない」
役職者にとって本当に大切なのは、“安心して話せる空気をつくること”。
否定せず、すぐに結論を出さず、まずは「聴く姿勢」を持つこと。
一緒に考え、必要なときは力になる。
そんな積み重ねが、**「この人には相談できる」**という信頼につながります。
4. 「安心感」があるからこそ、人は育つ
人は、安心感があるからこそ挑戦できます。
安心感があるからこそ、失敗を恐れずに学べるのです。
役職者には、厳しさも強さも必要です。
でもそれ以上に、「この人のそばなら頑張れる」
そう思われる“人間的な安心感”こそが、最大のリーダーシップです。
5. すべての社員に「役職というチャンス」を
suidobiには、現在20人の個性あふれる社員がいます。
それぞれが異なる能力、経験、気質を持ち、それがこの会社の大きな可能性になっています。
私は、それぞれの**「らしさ」を活かし、成長してもらうこと**を心から望んでいます。
そして、未熟な部分があれば素直に認め、一緒に修正していける関係性を築いていきたい。
だからこそ、すべての社員に「役職」というやりがい・責任・チャンスに挑んでほしい。
その機会を提供し続けることが、私が考える「働きがい」のひとつです。
6. 最後に
役職とは、「上に立つ人」ではなく、
**「人を育て、会社を支える人」**であるべきです。
会社の未来は、人で決まります。
そして、人の未来は、関わるリーダー次第で大きく変わる。
suidobiの未来を担う役職者たちが、
安心を与え、信頼を築く存在であってくれることを、私は心から願っています。
何よりも、まずは、私自身の自分磨きを怠らないこと。
いい会社を創りましょう!