いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記
『ルール増やすか、考え方を高めるか』
先日、予告なしに現場をパトロールしました。
現場に到着すると、パートナー会社の方が場内でタバコを吸っている場面に出くわしました。
声をかけると、「現場でタバコを吸ってはいけないとは聞いていない」との返答。私の顔も知らない様子。
ジーパン、Tシャツ、スニーカーですから、まさか社長とは思わないのかなwww。
そこで私はまず「暑い中お疲れ様です」と感謝を伝えたうえで、「この現場は禁煙です。今後は徹底してください」と強く指示をしました。
続いて現場のゴミコンテナを確認すると、飲み物のペットボトルや昼食の残飯、ガスボンベまで混ざっている状況。すぐに関係する社内外のメンバーを集め、タバコとゴミの件について現状を共有し、足並みを揃える時間を持ちました。
そこで出てきた声は、「何を捨てていいのか細かい指示を張り紙してほしい」という声。確かに一理あります。しかし、ゴミコンテナはお客様からいただいた大切なお金で設置しているものです。その中に私物や食べ残しを平然と捨ててしまう行為は、どう考えても許されるものではありません。もし自分がお客様の立場なら、高額なコンテナの中に他人の昼食ゴミが放り込まれていたらどう感じるでしょうか。
ルールを増やして細かく縛っていくことは簡単です。しかし、それでは際限がありません。
むしろ目指すべきは、一人ひとりが 考え方を磨き、質を上げていくこと。そうすれば最低限のルールさえあれば、現場は十分に統率できる。今回の出来事は、そのことを改めて考えさせられる機会となりました。
いい会社を創りましょう!