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静岡新聞社から取材を受けました。「災害用井戸」の可能性と、私たちの地域への思い

静岡新聞社から取材を受けました。「災害用井戸」の可能性と、私たちの地域への思い
~新聞取材を受けて~
このたび、弊社Suidobiが静岡新聞社様から取材を受け、
「災害用井戸」に関する特集記事の中で、当社のコメントを掲載いただきました。
■ 災害時、命を守る“もうひとつのインフラ”
記事の中で紹介されていたのは、
能登半島地震で注目された「災害用井戸」の重要性です。
電気も水道も止まった中で、手押しポンプ式の井戸が「生活用水の命綱」となったという声が多数あがり、
現在、静岡県内にも約260カ所の災害用井戸が登録されているとのこと。
しかし、井戸の多くは民間所有や個人管理であり、
「適切に維持管理されているか?」「災害時に自由に使えるのか?」といった課題も浮き彫りになっているそうです。
■ 補助金はあるが、現実は…
自治体による支援制度はあるものの、
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手続きが煩雑
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補助額が少ない
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設置や維持の負担は個人任せ
といった声も取材を通じて多く聞かれていたようです。
実際に井戸を保有している清水市内のある住民の方からは、
「書類や申請の負担が大きくて、もっと自治体が主体的に関わってくれたら…」という本音も紹介されていました。
■ 私たちSuidobiの想い
今回の記事の中では、弊社の中野(営業)からのコメントも掲載されました。
「能登地震の報道を見て、改めて井戸の力を感じました。
災害時のための井戸の設置を、今後の地域支援の一つとして社内でも検討しています。」
災害が起きてからでは遅い。
その意識を、今回の地震であらためて強く感じました。
■ 社長としてのコメント(清水 真)
正直に言えば、井戸という存在にここまでの可能性を感じたのは、能登地震の報道がきっかけでした。
しかし考えてみれば、私たちはこれまで家を建て、水を引き、ガスをつなぎ、電気を整備してきたわけです。
つまり、「人が安心して暮らせるためのインフラづくり」をしてきた会社だと思っています。
ならば、災害時に役立つ井戸という選択肢を、私たちが率先して考えないでどうするのかと。
防災は行政や専門機関だけのものではなく、地域の暮らしを支える事業者の使命でもあると感じています。
もちろんすぐに井戸をあちこちに掘れるわけではありません。
でも、まずは“知ること・考えること・発信すること”。
このブログもその一歩として書いています。
今後、地域の皆さまと協力しながら、
小さなインフラでも「いざという時に頼れる」そんな街づくりに貢献していきたいと思います。
■ 最後に
災害はいつ起きるか分かりません。
しかし、備えは“日常の中にある当たり前”の中にこそ、仕込んでおくべきもの。
私たちSuidobiは、これからもリフォーム・建築・不動産の枠を超えて、
「地域の暮らしを守る企業」としての挑戦を続けていきます。
取材いただいた静岡新聞社の皆様、ありがとうございました。