いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記

『慣れとどう向き合うか』




『慣れとどう向き合うか』


プロ野球オリックスの中嶋監督が電撃辞任されました。
2年間ファームの監督を行い、若手を育て、3年目から
その若手を率いて1軍の監督を勤めて、リーグ3連覇。

6年目の今季は、Bクラスに。
たった1年の結果を理由に辞任。背景には、チーム内の
慣れがあたようです。
当たり前のことが出来ていたのに、今期は口酸っぱくいっても
やらなくなってきた。

その原因を自分と判断して、潔く、チームを変えるには
監督が変わるべきと。。。

責任を負わない政治家。
会社の不振を社員のせいにする経営者。

中嶋監督の姿勢や言動を知って欲しいものです。
考えさせられる記事でしたのでシャアさせてください。


弊社は、大きく2回の変わる機会がありました。
1回目は、私が入社してsuidobiを立ち上げた時。
2回目は、配管屋からリフォーム屋に方向性を変えた時。

この2回の変化の中で、社員も増え、業務が責任ある元請
へと変わり、これまでになかった緊張感が社内に発生しました。

それから10年。

ここ数年は、緊張感が薄れ、会社の方向性に表立って反発
したり、会社の決定事項に協力しなかったり、行きつくところは
不正まで起こる始末に。

通常では考えられない振る舞いを社員が行い、TOPが注意しても
いう事をきかない。まさに慣れでした。

プロ野球の監督と違い、小さな会社は経営者は変わる事がなかなか
出来ません。とするなら、上手くいかない時、社内に慣れが蔓延
した時は、経営者自身が変わるしかない。
人間力とマネジメント力を磨き上げないといけない。

そして、社内にある小さく少ない組織ですが、ここのTOPには
恩情や年功序列ではなく、実力至上主義でチームを運営できる
能力と人望があるものを配置しないといけない。

中嶋監督の行動から、経営者のあるべき姿と、人材配置の原則を
改めて考えさせられました。

弊社では、現在3回目のリスタートが始まっています。

進む方向を明確にし、全社員が腹落ちして、一定数の社員が入れ替わり。
会社の成長の中で、一定期間で必然的に来るタイミングと感じています。

進む方向が明確になり、一人一人が自分のやるべき事を自覚し、
議論が交わるようになり、風通しがよい。
程よい緊張感と、笑顔と明るい会話が社内に蔓延しています。

ここ数年の状態を反省して、
会社のTOPとして、これからは、慣れが蔓延する前に律していきたい。


いい会社を創りましょう!









 

前の記事へ

一覧へ戻る

次の記事へ