いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記
『suidobiがチームスポンサーになりました!』
『suidobiがチームスポンサーになりました!』
このユニフォーム、見てください。
胸にしっかりと**「Suidobi」**のロゴが入っています。
これは、うちの社員——丸岡さんが所属している
静岡県一部リーグ所属のアマチュアフットサルチームのユニフォームです。
約半年前、丸岡さんからこんな相談がありました。
「所属チームのユニフォームに、会社のロゴを入れさせてもらえませんか?」
嬉しい気持ちはありました。
でも、当時の業績は厳しく、「今はそのタイミングじゃないかもしれないな」と答えました。
少しがっかりした表情を見せた彼の顔を、今でも覚えています。
時は流れて、年度が切り替わる4月。
ふと思いました。
「こんなにも会社を想ってくれているのに、それを応援できないでどうする。」
とはいえ、一人で決めてしまっては意味がない。
だから、全体会議で丸岡さんに、改めてこの件を提案してもらいました。
彼は会議で真剣に、熱意を込めてこう語りました。
「このロゴをつけることが、会社の知名度を一気に広げることにはならない。
でも、チームメンバーや周囲にしっかり伝えて、
必ず収益につながるように動きます。だから、応援してください。」
その言葉に、多くの社員が共鳴しました。
しかし——あえて、私は否決の決断を下しました。
なぜなら、この件には全社員の賛同が必要だったからです。
“いい話”で決めるのではなく、「全員で創る決断」にしたかったのです。
そして、その日。
丸岡さんは、迷っていた社員一人ひとりに、丁寧に説明し、説得にまわってくれました。
その姿勢に、私は心を打たれました。
数日後の朝礼。
全社員の承認を確認した上で、私はこの件を正式に可決しました。
そしてこのたび、**ホーム用(緑)とビジター用(白)**のユニフォームが完成。
丸岡さんが笑顔で、誇らしげに会社に持ってきてくれました。
ただただ、うれしかったです。
有名なチームじゃなくてもいい。
大きな会社じゃなくてもいい。
社員が「この会社の名前を背負いたい」と思ってくれること。
そしてそれを、会社として応援できること。
こんなに嬉しいことって、他にないと思います。
このユニフォームは、これから額に入れて、会社に飾ります。
全社員の誇りが詰まった、大切な“証”として。