いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記

『寄り添いの本質』

 

『寄り添いの本質』


 

「寄り添い」とは、甘やかしではない。

社員同士、仲が良く。
公私ともによく遊び、よく笑い、立場に上下の意識もない。
そんな、あたたかい雰囲気の中での10年間。

私自身も、10年以上にわたって「社員に寄り添うこと」を大切にしてきました。

ただ、最近ふとした瞬間に、こう感じるようになったんです。

「寄り添いって、どこまでが“支援”で、どこからが“甘やかし”なんだろう?」


「寄り添う」の本当の意味

私なりに言葉を整理してみました。

寄り添いとは、
つまずいている人、努力が止まっている人に対して、
目標・責任・やりがいを共に言語化し、
自己努力ができるように導くこと。

単に共感したり、優しい言葉をかけることではなく、
相手がまた自分の足で歩き出せるように背中を押すことなんだと。


私が最近気づいた「寄り添い」の3ステップ

  1. 現状理解(つまずきの本質を知る)
     「何につまずいている?」
     「今、どんなことに不安を感じている?」

  2. 目的の再確認(本人の軸を思い出させる)
     「本当はどうなりたいと思ってた?」
     「なぜこの仕事を選んだ?」

  3. 責任と行動の合意(前を向かせる)
     「ここからどう動こうか?」
     「この目標に向けて、まず何から始める?」

この3つを通して、**“一人でも進める力=自走力”**を取り戻していくこと。
それが、上司や先輩が果たすべき「寄り添い」だと思っています。


本来は、リーダーの仕事

こういった「寄り添い」は、本来、事業部のリーダーが担うべきこと。
けれど現実には、プレイヤーを担っている中で、なかなかそこまで手が回らない。

「数字は管理できても、人には寄り添い切る余裕がない」──
小さな会社では、どうしてもそうなってしまうものです。

でも、これから会社をもっと強く、もっと魅力的にしていくには、
この「寄り添い」を実践できるリーダーが不可欠です。


すごく仲がいい集まりから、「人が育つ会社」へ。

寄り添いとは、
優しさでも、遠慮でもなく、

信じて、期待して、行動を促すこと。

そして、

“自走を支援する、本気の関わり”。

社員同士の絆を大切にしながら、
組織として、育成できる会社に進化していきたい。


奮闘中です。
まだまだ、うまくいかないことだらけ。


でも、社員に期待し、経営を愉しんでいます。

いい会社を創りましょう。

 

台風2号が発生しました!

 

サーフィンの季節がやってきた!明日あたりから上がるのかな?

 

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