いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記
『会議の質』
『会議の質』
今日は一日に三つの会議を終えました。新人研修、リーダー会議、そして前進会議。かつての私たちの会議は、正直に言えば「行き当たりばったり」で進んでいました。集まったものの何を話すのかが曖昧で、結論も行動も曖昧のまま終わることも少なくありませんでした。
しかし、今年からは最低限の「会議の目的」を強制的に定めました。目的を明確にすることで、全員の意識が揃いやすくなったのです。もちろん、まだ足並みが完全に揃っているわけではありません。しかし目的を揃えたことによって、発言がズレたときには周囲も「それは本筋から外れている」と気づけるようになりました。これは小さな変化ですが、組織にとっては大きな一歩だと思います。
面談も同じです。面談というと「給与」「条件」「環境」の要求や交渉の場になりがちです。しかし、面談の目的を「会社の問題や課題を解決するために、共に行動を考える時間」と設定すると、社員の発言は自然と前向きに変わります。不思議なことに、給与や条件の要求ばかりだった面談が、会社やチームを良くするための議論の場へと変わっていくのです。
結局のところ、会議とは「何のためにやるのか」がすべてです。目的を毎回、何度も何度も繰り返し伝えること。その積み重ねが、会議をただの集まりから「成長の場」へと変えていくのだと、最近実感しています。
いい会社を創りましょう!