いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記

『安定期』




『安定期』

 

会社というものを「家族」にたとえると、いろんな人がいます。
お父さんがいて、お母さんがいて、お兄さんやお姉さんがいて、
弟や妹がいて、おじいちゃんやおばあちゃん、そして親戚もいる。

一人ひとりに役割があり、立ち位置があり、その中でお互いを尊重しながら暮らしていく。
それがうまく機能している家は、たとえ意見がぶつかっても、最終的には安心して暮らしていける。
私は今、会社もまったく同じだと感じています。

上に立つ人は責任感を持って、下にいる人たちに安心を与える。
下にいる人はその安心のもとで、思いきり力を発揮し、上の人の背中を見ながら成長していく。
その関係が自然に回っているとき、組織はとても強く、そしてあたたかい。

しかし、小さな会社にとっては、その構図をつくることも、維持することも簡単ではありません。
人の入れ替わり、状況の変化、世代交代――。
そのたびに関係性のバランスが崩れ、また一から積み直すことになる。
私はいま、その難しさと尊さの両方を、身に染みて感じています。

けれども、その「家族のような構図」が会社の中にできあがったとき、
つまりお互いの信頼関係と役割意識が自然に根づいたとき、
会社は「安定期」に入るのだと思います。

社員一人ひとりがやりがいを感じ、働きがいを持ち、
安心して挑戦できる環境が整っていく。
それこそが、私が目指している「強くてやさしい会社」の姿です。

今のsuidobiを見渡すと、順調にいけばあと1年半ほどで、
その「安定期」にたどり着けると感じています。
そこからが、次の10年を見据えた本当のスタートライン。

まずは、社員と共にこの安定期を築く。
それが今、私の一番の目標であり、
全員で共有したい“共通の到達点”です。


いい会社を創ります!




 

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