いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記

『AIの機能の加速性』






『AIの機能の加速性』

 

最近、私たちの仕事の中で、AIの進化を強烈に実感する出来事がありました。
それが外壁塗装のカラーシミュレーションです。

外壁の色の打ち合わせというのは、実はとても難しいものです。
「ベージュ」と一言で言っても、明るさ、彩度、影の出方で印象は大きく変わります。
お客様のイメージと、実際の仕上がりにズレが出ないよう、どう“色を伝えるか”は、長年の課題でした。

弊社では約10年前から、10万円以上する有料の画像編集ソフト(イラストレーター)を導入し、カラーシミュレーションを行ってきました。

実際の作業はこうです。
・現地で建物の写真を撮影
・色を変える部分を細かくレイヤー分け
・着色、修正、再調整
・印刷時のプリンターの色味(にじみ)を考慮した補正

丁寧に仕上げようとすると、1棟分のカラーシミュレーションに丸1日かかることも珍しくありませんでした。

それが、今どうなっているか。

最近は、この作業をChatGPTを活用して行っています
驚くことに、これまで1日かかっていた作業が、わずか1分で完了します。

実際の写真を使い、
「ピンクと白のツートーンの外壁をベージュに変更」
「色品番はこれ」
と指定するだけで、建物の影や陰影をそのまま活かした、非常にリアルなカラーシミュレーションが完成します。

正直、1年前にはこんなことは到底できませんでした。
AIの進化スピードには、ただただ驚かされるばかりです。

私たちは、このAIを単なる「便利な道具」としてではなく、経営の武器として捉えています。

これからの時代、
資材費、人件費、物流費――
あらゆるものが値上がりしていきます。
しかし、その分をすべて価格に転嫁できるほど、世の中は単純ではありません。

だからこそ重要なのは、
「原価を削ること」ではなく、
**「いかに業務を効率化するか」**です。

今まで10かかっていた労力を5にする。
今まで100の成果を出すために10必要だった労力を、5で実現する。
そのために、何を使い、どう変えていくのか。

これは経営そのものだと思っています。

そして、AIによって生まれた“余力”は、
人を減らすためではなく、
人間にしかできない、手厚いサービスやアフターフォローに使っていきたい。

効率化で生まれた時間と力を、
人間味あふれる仕事に注ぐ。
これが、これからの時代に選ばれる会社の姿だと考えています。

AIの進化は、脅威ではなくチャンス。
その加速性をどう活かすかが、
これからの事業の分岐点になっていくと、強く感じています。


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