いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記

『出来るよりも、出来る仲間に囲まれるように』




『出来るよりも、出来る仲間に囲まれるように』

 

本日、不動産のご相談を受け、お客様のもとへ伺いました。
社員から「悩まれている方がいるので、ぜひ社長に相談に乗っていただきたい」と紹介を受けたのがきっかけです。

お会いしたのは、80歳を超えたご高齢の方。
築30年以内のきれいな3LDKのマンションで、お一人で暮らしていらっしゃいます。

お話を伺うと、体力の低下や病気への不安、将来の暮らしに対する心配を強く感じておられました。
このまま住み続けるべきか、それとも引っ越すべきか。施設に入る場合は費用はどれくらいかかるのか。そもそも入居できるのか。

話題は、息子さんのこと、ご家族の支援の可能性、年金、介護認定、平均寿命などへと広がっていきました。

気がつけば、マンションの売却査定やリフォームの話だけではなく、浜松市内にどのような介護施設があるのか、老人ホームとデイサービスの違い、入居条件や費用まで、多岐にわたる内容を一緒に整理していました。

知識が広がるほど、提案の質は高まります。
そして解決する力があれば、自分の手で課題を乗り越えることもできます。

しかし、今日あらためて気づいたことがあります。

それは——
すべての事業を自分で立ち上げる必要はない、ということです。

リフォーム、不動産、さらには介護事業まで。
これらすべてを自社で担うのは、現実的ではありません。

では何が重要なのか。

自分にどんな力があるかではなく、どれだけ力を持った人に協力してもらえるか。
つまり、どんな協力者に囲まれているかが経営の大きな価値になるのだと感じました。

これまでも私は、自社の損得に関係なく提案することを大切にしてきました。
時にはリフォームのご相談を受けながら、「将来を考えるなら新築の方が良い」とお伝えしたこともあります。

目の前の利益よりも、その方の人生にとって何が最善か。
そこに向き合い続けたいと思っています。

今回のご相談でも、不動産の背景を丁寧にひも解いていくと、多くの課題が見えてきました。
住まいだけではなく、老後の暮らし、資金計画、家族との関係——人生そのものです。

だからこそ私は、ベストな選択を提案できる力をさらに磨きながら、同時に信頼できる専門家とのつながりを広げていきたい。

力をつけることも大切。
しかしそれ以上に、力ある人と手を取り合える自分であること。

それがこれからの経営において、ますます重要になると感じています。

浜松で暮らす皆さまの人生に、少しでも安心を届けたい。
そして気づけば、私自身も51歳。あと数十年すれば、同じ立場になるかもしれません。

今日の出会いは、経営者としてだけでなく、一人の人間としても多くのことを考えさせてくれる一日となりました。

これからも、人とのつながりを大切にしながら、地域に必要とされる存在であり続けたいと思います。

 

事業の多角化とは、事業を増やすことではなく、信頼できる仲間を増やすことかもしれない。

いい会社を創りましょう!

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