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内装
『ご夫婦の想いを形にした屋根裏リフォーム物語!』
- #内装
- #洗面
- #トイレ
リフォーム情報
- リフォーム費用
- 400万円
- 種類
- 内装リフォーム・水回りリフォーム
- 築年数
- 40年
- 使用商品
- TOTO トイレピュアレストQR・TOTO洗面化粧台Fシリーズ・Panasonic床材ベリティス
- 施工箇所
- 屋根裏スペース
- 工事期間
- 3週間
『屋根裏部屋が別荘に大変身!!』
After
Before
リフォーム相談会にご来場いただいたことが、M様ご夫婦とのご縁の始まりでした。
当初のご相談は、「2世帯住宅の2階にトイレを設置したい」というものでした。
ただ2階には水まわりがなく、どのように実現できるか複数の会社に相談されていたとのことでした。
後日、現地を拝見すると、立派な日本家屋の2階の通路部分にトイレを設ける案を他社から提案されていました。また別の会社からは、「倉庫として活用している屋根裏スペースに設置できるのでは」とのご提案もあったそうです。
私からご提案したのは、その屋根裏スペースをトイレだけでなく、ご夫婦が心豊かに過ごせる“くつろぎの空間”として生まれ変わらせるというプランでした。
「この立派な梁をもっと活かしてみませんか」——そうお話ししたことを今でもよく覚えています。
打ち合わせを重ねるうちに、ご夫婦の出会いや暮らし方、ご趣味などを伺いながら、
“お仕事のあとにコーヒーを飲みながら映画を観る時間”や、
“奥様がヨガを楽しむ時間”ができる空間づくりを目指しました。
床に寝転んだときに気持ちのいい床材、
テレビとの程よい距離感を意識したソファの配置、
優しい照明計画、そして奥様の感性を中心としたコーディネート。
色や素材の一つひとつにこだわり、丁寧に進めていきました。
屋根裏という特性上、設計や仕上がりのイメージは一度で固まらず、
施工中もご夫婦・現場管理の北嶋・小林、そしてパートナー職人さんたちと話し合いを重ね、
「ここはこうしよう」「色はこうしてみよう」と試行錯誤を繰り返しました。
完成した空間は、想像を超える仕上がり。
立派な梁と優しい照明が織りなす温もり、心地よい床の感触、
奥様が選ばれた柔らかな色合いの内装、そして家具が置かれた瞬間——
かつての倉庫が、ご夫婦にぴったりの“別荘のような空間”へと生まれ変わりました。
このリフォームは、私の長い経験の中でも特に印象に残る一件です。
「リフォームの力」と「暮らしを変える価値」を、改めて深く感じさせていただきました。
『難しいと思われがちな「2階へのトイレ設置」も、工夫次第で快適に』
After
Before
「2階にトイレをつくりたいけれど、水まわりがないから無理ですよね?」
そんなご相談をいただくことがあります。
確かに技術的に難しそうに感じられますが、実はそうでもありません。
水や排水の経路を丁寧に計画すれば、ご希望の場所にしっかりと水まわりをつくることができます。
今回のM様邸では、2階の屋根裏スペースを活用し、通路をハブとして
「トイレ」と「くつろぎスペース」という2つの空間を設けました。
それぞれにドアを設けて動線を分けたことで、生活の利便性と快適さが格段にアップ。
トイレは広々とした空間設計で、明るい窓から自然光が差し込み、
梁の存在感を活かした伸びやかな天井が印象的です。
プライバシーを守りながらも
開放感のあるおしゃれなトイレが完成しました。
完成後、M様ご夫婦からは
「素敵なトイレと空間に大満足です」と、
嬉しいお言葉をいただきました。
お客様の声
両親と同居している築40年の家の2階に、トイレと洗面台を設置したいと思い、リフォーム相談会に参加しました。 ついでに梁が剥き出しになっている屋根裏の納戸に天井を張る相談もしたところ、社長さんが現地調査に来てくださり「立派な梁をぜひ活かしたいですね」と提案されたのが始まりでした。 それから事務所や自宅で何度も打ち合わせを重ね、イメージが固まっていない私たちの要望を根気よく聞いてくださり、プロならでは提案をしてくださいました。 他の2社の見積りより金額的には高く正直予算オーバーでしたが、どうしてもこの会社、社長さんにお願いしたいと思い、リフォームをお願いすることになりました。 酷暑の中スタートした工事でしたが、職人さん、スタッフの皆さんも感じの良い方ばかりで、仕事も手際良く丁寧にやってくださり、スイドビさんにお願いして本当に良かったです。 工事が始まってからも、社長さんには現場に何度も足を運んでいただき、きめ細かい打ち合わせや説明をしていただき、安心感があり、また楽しい時間でもありました。 古い梁がどの程度綺麗になるのか半信半疑なところも多少ありましたが、出来上がってみたら想像以上に素敵な空間になっていて、夫婦共々毎日部屋を眺めては喜んでいます。還暦という節目の年にご縁があったことをとても嬉しく思います。 今後も家周りのことで何かありましたら、スイドビさんにお願いしたいと思います。
リフォーム担当スタッフ清水真より
この度のリフォームは、私の長いリフォーム経験の中でも、
間違いなく“最も難易度の高い”ご相談の一つでした。
2階の屋根裏という限られた空間に、水まわりを新設し、
さらにくつろぎのスペースを共存させるという構想。
壁や天井の形状は複雑で、どのように仕上げを収めるか、
最初の現地調査では明確なイメージを描くことさえ難しいほどでした。
それでもM様ご夫婦とお話を重ねる中で、
「仕事のあと、夫婦でゆっくりくつろげる空間をつくりたい」という想いに触れ、
その願いを何としても形にしたいという情熱が自然と湧き上がってきました。
この空間は、決して私一人の力では完成できなかったものです。
M様ご夫婦の柔軟な発想とセンス、
施工管理を担当した北嶋・小林の粘り強い現場対応、
そして各専門職の親方たちの職人技と工夫——。
それぞれの力が見事に融合して、この素晴らしいリフォームが完成しました。
難易度の高い現場ほど、完成したときの喜びはひとしおです。
この経験は、私のリフォーム人生の中でも特に心に残る一件となりました。
工事期間中、いつも温かく迎えてくださったM様ご夫婦に、心より感謝申し上げます。
これからも末永くお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。









