いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記
『品質1番 利益2番』
『品質1番 利益2番』
本日も、リフォーム工事の現場に立ち会ってきました。
リフォームというのは、工事が始まってみて初めて気づく不具合や劣化箇所がつきものです。工事前の図面や打ち合わせでは見えなかった「隠れた問題」が、解体してみて分かる。これがリフォームの難しさ。
だからこそ、営業担当者が事前にどれだけ丁寧に現地を調査し、不具合も可能性を説明できるかが非常に大切です。追加工事が発生しないよう、プロとしてどこまで先を見通して段取りできるか。そこに私たちの真価が問われます。
とはいえ現実には、事前の説明不足や、想定を超えた劣化の発見などにより、お金をいただけないこともあります。一方で、お客様が「これは予測できなかったですね」とご理解くださり、適正に追加費用をいただける場合もあります。
そんな中で、私が何よりも大切にしているのは――
「品質に不安がある状態で納品してはならない」ということです。
仮に、確認不足や判断ミスで追加費用がいただけなかったとしても、品質だけは絶対に妥協してはいけない。
もちろん、利益は非常に大切です。利益がなければ、会社は続きませんし、社員も守れません。だから、**「利益から逃げるな」「利益は徹底して追求せよ」**ということも、非常に大事。
しかし、それでも問われるのは、
「品質と利益、どちらを優先すべきか」という本質的な判断です。
私の答えは明確です。
品質一番、利益二番。
この言葉は、利益を軽視していいという意味ではありません。
むしろ、利益にはこれまで以上に厳しく向き合い、全社一丸で達成を目指さなければならない。
ただし――
どれほど厳しい状況でも、品質に不安がある仕事は絶対に出さない。
これを実践し続けるには覚悟がいります。そして、日々その難しさと向き合っているのが、私たちリフォームの現場です。
だからこそ、社員一人ひとりに、この考え方を徹底して伝えていきたい。
数字に向き合う厳しさと、品質に向き合う誠実さ。
この両方を兼ね備えた、誇れるプロ集団を目指して。
いい会社をつくりましょう。