いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記

「報酬のために働く」時代と、どう向き合うか




「報酬のために働く」時代と、どう向き合うか

 

20代を対象としたある調査では、
働く理由の上位は次の3つでした。

  1. 報酬のため

  2. 自己成長のため

  3. 社会のため

少し前まで、学生との面談では
「自己成長のために働きたい」と答える人が多かった印象があります。
会社選びの軸も、報酬より成長環境を重視する声が目立っていました。

しかし今は違います。
報酬、福利厚生、働く環境――
条件が、他を大きく引き離している。

これは5年、いやここ3年ほどで
はっきりと変わってきた流れだと感じています。

「自己成長のために働くんだよ」だけでは届かない

その変化を前にして、
「働くことは自己成長のためだ」
この一点張りでは、もはや通用しないとも感じています。

一方で、
20代前半の価値観に、ただ合わせればいいかというと、
それも違う。

歩み寄ることは大切。
でも、迎合することが正解ではない。

では、
今の時代に、どう言語化すればいいのか。

働くとは、本来何なのか

私自身が考える「働く」ということの本質は、
こうです。

  • 仕事とは、社会の役に立つこと

  • 会社・組織の目的を実現する力の一部になること

そして同時に、

  • 自分の強みや能力を磨くこと

  • できる貢献の範囲を広げていくこと

それが仕事であり、
自己成長の機会でもある。

報酬は、このプロセスの結果としてついてくるもの
だと思っています。

報酬は「結果」であって「プロセス」ではない

組織の目的を実現しようともせず、
社会の役に立とうともせず、
自己成長にも向き合っていない。

そのプロセスがない中で、
報酬だけが上がるということは、本来ありません。

能力も、貢献もないのに、
報酬だけを求める。
それは、順番が逆です。

報酬は「ゴール」であって、
「スタート」ではない。

会社は目的ではなく「手段」

ここで、もう一つ大切な視点があります。

会社や組織は、
**働く人にとっては道具(手段)**です。

会社のために働くのではなく、
社会のため、自己成長のために、
会社という「場」を使って働く。

道具のために働くのではなく、
道具を使って、自分の力を社会に役立てる。

この順番を間違えると、
働く意味は一気に薄れてしまいます。

若い世代に、どう問いかけるか

では、
「報酬のため」が最上位に来る20代と、
どう向き合えばいいのか。

私は、こう問いかけたいと思っています。

  • この会社の目的に、共感できるか

  • 自分の強みや能力を活かせそうか

  • それを、さらに伸ばせる環境か

ここに向き合えた結果として、

君が働く会社・組織の目的実現の力となり
社会の役に立ち
仕事を通して自分の強みや能力を磨く

そのプロセスを重ねた先に、
報酬は自然とついてくる

そう、伝えていきたい。

まず何を考えるべきか

「いくらもらえるか」よりも先に、
考えてほしいことがあります。

  • 会社のビジョンにワクワクするか

  • 君の能力は活かせるか

  • 君が成長できる環境なのか

職場選びの本質は、
条件ではなく、方向性の一致なのだと思います。

働くとは何か。
報酬とは何か。
自己成長とは何か。

時代が変わっても、
この問いから逃げずに、
私自身も、言語化し続けていきたいと思います。



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