いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記

『提案の本質』




『提案の本質』

 

― 営業活動の現場で、改めて感じたこと ―

先日、お父様・お母様がお住まいのご実家リフォームについて、ご相談をいただきました。
事務所にて初回のお打ち合わせを行い、現地調査の結果をもとに、私たちプロとしての考えと提案をお伝えしました。

結果としては、
「もう一社相談している会社があるため、その提案書を受け取ってから返事をします」
という流れになりました。

ただ、その際に
「提案書を受け取ったその日に、必ずお返事します」
というお言葉をいただきました。

通常であれば、他社の提案と比較検討する時間が必要になります。
それにも関わらず、即答で返事をいただけるという姿勢から、
一定の信頼を寄せていただけているのではないかと、少し安心した時間でもありました。


今回のご相談で見えてきた「2つの課題」

今回のリフォーム相談は、大きく分けて2つのテーマがありました。

ひとつは、
築年数の経った住宅に対する「耐震への不安」

もうひとつは、
家の中が寒い、手すりが欲しいといった、日々の暮らしの不便さ

「命・身体に対する不安」と
「毎日の生活の不便」。

さらに、そこには限られたご予算があります。

・不安をどこまで解消できるのか
・すべてを行った場合、どれだけの費用がかかるのか
・その費用に対して、どんな価値や安心が得られるのか

これらを一方的に説明するのではなく、
2時間かけて、対話を繰り返しながら丁寧に整理していきました。


改めて感じた「提案」という行為の本質

今回の打ち合わせを通して、改めて強く感じたことがあります。

それは、
提案とは「金額」や「予算」だけの話ではないということです。

・限られた予算の中で、何を優先すべきか
・場合によっては、予算を超えてでも解決すべき課題は何か
・その選択によって、どんな暮らしが手に入るのか

お客様が「何を解決したいのか」を丁寧に把握し、
解決方法の選択肢をいくつも用意し、一緒に選んでいく。

それこそが、営業における「提案」なのだと、改めて感じました。


価格競争ではなく、価値で選ばれる存在へ

営業活動というと、

・他社はいくらか
・原価はいくらか
・どこまで安くできるか
・どれだけ早くできるか

電卓を叩くことが、営業の中心になってしまいがちな現実があります。

もちろん、価格やスピードは大切です。
しかし、私たちが本当に目指している営業の姿は、そこではありません。

私たちが大切にしたいのは、

・親身になって、暮らしを良くしようとしてくれる人
・本気で自分たちの生活を考えてくれる人
・「この人に、この会社に頼みたい」と思える安心感

しっかりとした専門力を持ち、
そのうえで、親切で丁寧な、人間味あふれる姿勢。

そこに価値を感じてくださる方にこそ、選んでいただきたい。

それが、私たちの営業姿勢です。


この気づきを、次につなげるために

今回の経験は、営業社員にも必ず共有したいと感じています。

・私たちは、どんな姿勢で提案をするのか
・どんな行動、どんな言葉を大切にするのか
・そして、どんなお客様と向き合っていきたいのか

「どんなお客様に、どんなお客様が集まる会社でありたいのか」

顧客像を、もう一度明確にする。
その再定義が、今とても大切なタイミングだと感じています。


いい会社を創りましょう!

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