いい会社をつくりましょう。suidobi代表清水の経営日記
『性善説と性悪説』
『性善説と性悪説』
簡潔に言うと、人は生まれながらにして、
善なのか、悪なのか。
どちらの考え方を持っているのか。
善という考えの経営者は、理念やビジョンを
共有し、称賛にて、やる気を高め、自主性を
尊重し社員と接するのでしょうか。
悪という考え方の経営者は、罰則と賞与を
かざし、社員を管理するのかと。
どちらがいいでも悪いでもなく、人それぞれの
考え方です。
私は、徹底的に性善説をもって、人と接したいと
思っています(^-^)
どんなに素行が悪い子も、過去をたどれば、どこか
で何かの原因があり、分岐点があったはず。
約束が守れない、ルールを乱す、もしかしたら
何か理由があるかもしれない。
結果が悪い事は、しっかりと伝えなくてはいけないが、
結果だけで判断すると、大きな理由がある子にとって
『何も知らないくせに』
『お前に言われたくない』
によくなります。
結果が伴わない、やらない、出来ない、場を乱す。
叱る前に、
『どうかしたのか?』
歩み寄る、気づく、原因を探し解決しようとする。
ばかやろー、の前に
何かあったのかな?の気持ちでひと呼吸おきたい。
強さと優しさをもって、性善説を信じる。
そんな関係性が幸せと思います!(^^)!
こんなエピソードを知っていますか?
早朝の電車の中の出来事です。
あなたは、電車の椅子に座っています。
ある駅に着き、ドアが空き、お父さんと
小学生くらいの男の子が入ってきました。
お父さんは、すぐに椅子に座り。眠っています。
男の子は、何やら、走り回ったり、椅子で
ピョンピョン跳ねて遊んだり・・・
お父さんは知らん顔・・・・
あなたの目の前で・・・・
どう思われますか?
『なんて、非常識、お父さん注意してくれよ!』
と誰でも思います。
もし、この親子が電車に乗る前にこんな出来事
があったとしたら。。。。
昨日、お母さんが病気で倒れ手術しました。
お父さんは、徹夜でお母さんの横で励ましてい
ました。
しかし、朝、先生から余命宣告を。
お父さんは、心身ともにクタクタ。
普段おとなしいお子さんが、子供なりに何か
を察し、どうしたの?どうしたの?
とお父さんに問いかけ続ける。
何も答えられないお父さんに対して、
子供は少し、興奮状態。
そして、電車にのりました。。。。
この背景を聞いたら、みなさんは、どのように
最初の風景を捉えるでしょうか。
相手を知ってから、行動・発言する。
性善説を貫く。
こうありたいと思っています!