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夏になると多くなるのがゲリラ豪雨・・・☂ なぜ夏になるとゲリラ豪雨が多くなるのでしょう？

ゲリラ豪雨を引き起こす最大の要因は、ヒートアイランド現象なんです。 ヒートアイランド現象とは都市部の気温が郊外よりも高くなる現象。 暖かい空気が上昇気流となって、積乱雲を急激に発生させることにより 都市部にゲリラ豪雨が起こるんですね。 ゲリラ豪雨や雨がひどい時に排水管の流れが一時的に悪くなる時ってありません？ お風呂やキッチンの流れが悪くなりコポッ！コッポッ！て空気の音がすることがあります。 それは、下水道配管が水でいっぱいになり、流れも急なため、 家の排水がいつもより流れにくくなることによって空気が逆流した場合の音なんです。 下水道管が水でいっぱいになるのは雨の行き先が合流式か分流式かの 違いも関係してきます。

合流式？分流式？って？？ と思われた方も多いかもしれません。（＾＾） 今回はお家の排水や屋根から樋を伝って流れる雨の水が どのように流れていくのかについてご説明します。 その違いによって、水が道路に溢れ洪水被害の可能性が高くなるか などの参考にしていただければと思います♪ また、実際に豪雨が起きる前に自分で対策できることについても 少しご紹介したいと思います。
 

みなさんのお家から流れる生活排水は道路に埋まっている下水道の 大きな管につながって、最終的にきれいに処理してくれる施設にはいき、 そこできれいになった水が川に流れています。 また、浄化槽という装置が家の敷地の中にあるお家は、 そこできれいに処理され、道路の側溝にながれているんですね。 では、屋根からおりている配管の雨の水はどこにいっているのでしょう？

前述したように雨の行き先は地域によって合流式と分流式の ２種類に分かれるんです！ 主に浜松市中心部で整備されている方式が合流式。 道路の下水道管に雨の水も一緒に流れるという形。 もう一つの方式が分流式といって、生活排水とは別に 雨の水は道路の側溝に流しているんです。 合流式の地域では、生活排水も敷地内の雨も下水道配管へ、 分流式の地域では、生活排水は下水道配管へ。雨は道路側溝へ 流れているんですね。　 ここまでをふまえると、分流式の地域で大雨のとき道路の側溝から、 雨が流れきらずに隙間からあふれてしまう場合がある理由が わかりますよね！ ですので、ゲリラ豪雨の時には下水の配管の中が水でいっぱいいっぱいに なってしまって排水の流れが悪くなったり、長時間の大雨が降ると 洪水の可能性が出てくるんですね。合流式と分流式の地域の違いを 確認する時は、蓋の付いた側溝が 道路にあるのが分流式。ないのが合流式。 見た目ですぐわかりますよ！ （※写真参照）

水害は地震に比べてある程度気象情報で事前に予測することができます。 ニュースなどで情報を得たら、すぐに水害に対する心構えや 事前準備をすることが大切です。 ベランダや庭などや家の回りに雨で流されてしまいそうなものがないか、 吹き飛ばされそうなものがないか確認し、あれば片付ける。 電化製品は漏電などによる停電を防ぐため、高い場所に移動させる。 自宅から出れないことがあった場合の為、非常食や非常飲料水を備蓄しておく。 また、土のうや水のうの準備をしておく。 土のうとは、布袋に土砂を詰めたもの。 土のうは水や土砂の流れを止め、家屋への浸水を防止するのに とても有効に利用できます。 水深の浅い初期段階や小規模な水害時に玄関回りや 水が流れ込んでくる入口に土のうを積んで対策しましょう。 土のうは各自治体が水害発生時には無償提供してくれるので 水害被害を直接受ける前に、地域の土のう配布場所を確認して おくといいですね。

また、万一浸水してしまった場合に大事なことは、 早急に床下や室内に入り込んだ汚水などを排出し、 床下や基礎部分など建物を乾かすことです。 カビや腐る原因につながりお家の劣化につながります。

最後まで読んでいただきありがとうございます♬ 突然の豪雨や長期的な大雨に備えてお役に立てていただけると幸いです！ 急な水の流れで配管が破裂したり、水漏れが発生したら Suidobi（スイドビ）までごご連絡ください（＾－＾）